木村拓哉さん演じる尾花夏樹(おばな なつき)が、かつてフランスで二つ星を獲得するシェフとして活躍していた頃、
ナッツアレルギーのあるフランスの外務大臣に出した尾花の料理にナッツが混入しておりショックで倒れるという事件を起こしてしまいました。
この事件により職を失った尾花夏樹ですが、気になるのは”ナッツを入れた犯人は誰だ?”というポイント。
- 当時の店で働いていた『エスコフィユ』の厨房に居た誰かなのか?
- はたまた尾花夏樹に恨み・因縁のある人物の仕業なのか?
”真犯人”が誰なのか?仮説を立ててみました!
ナッツ混入事件の真犯人を推理
gakuのシェフ・丹後学/尾上菊之助
一番最初に犯人の可能性として浮上するのがライバル・丹後学(たんご まなぶ)です。
かつて尾花夏樹と共にパリで修行をしていた丹後学は、尾花夏樹の実力に嫉妬し貶めるためにナッツを混ぜた可能性があると見ています。
ナッツ事件発生時、事件現場に丹後学の姿はなかったものの、手引きさせて事件を起こした可能性もゼロではないと思います。
しかしシェフとして自身の料理にプライドを持っている丹後学がそんな卑怯なやり方をするか?とも思えるので、実際には丹後学が真犯人説はそこまで高くなさそうです。
gakuのオーナー江藤不三男/手塚とおる
次に真犯人の可能性として挙げられるのが、gakuのオーナー・江藤不三男(えとう ふみお)です。
尾花夏樹を特に敵視しているオーナー・江藤不三男は自身の店のためというより、尾花夏樹を孤立させるために丹後学を引き抜いたとも見られます。
もしかしたら過去に尾花夏樹を敵視したくなるほどのエピソードがあり、これから明らかになる可能性も考えられますが、
あからさまに悪そうなキャラクターなだけに江藤不三男が真犯人だった場合ドラマ自体の面白みが欠けると考えると真犯人ではないのかな?と思います。
何店舗も店をするやり手オーナーなだけにただ自分にとって都合よく周りを荒らしているただの嫌な奴(笑)な可能性が高いのではないでしょうか。
元見習い・平古祥平/玉森裕太
これまでの真犯人説の中で、特に有力説なのが玉森裕太演じる平古祥平(ひらこ しょうへい)です。
フランスに居た頃『エスコフィユ』で尾花の見習いをしていたのが平古祥平なのですが当時、尾花夏樹の周りに対する風当たりの強い態度に不満を持っていた平古がナッツを混入させた可能性が高いと見られています。
さらに事件当時、ナッツを片づけたのは平古祥平であり、なんと”素手”で片づけていたことからナッツ成分が手に着いたまま調理をしてしまったことでアレルギー反応を起こしてしまった見方もできるのです。
しかしアレルギー反応が出た料理を尾花夏樹が食べた時には匂いと味で「ナッツだ…」と気付いているので触れただけで出たアレルギー反応ではないようでが…。
そしてグランメゾン東京3話目ではヤケに影から尾花をフォローする姿勢をみせることから罪滅ぼしで助けているのでは?とも感じてしまいます。
売れっ子ウェブ料理研究家・相沢瓶人/及川光博
尾花夏樹が立ち上げた『エスコフィユ』のシェフとして働いていた相沢瓶人(あいざわ かめひと)。
相沢は「料理にすべてをかけて取り組んでない」と尾花にキツく当たられる過去があり、相沢本人も「彼は特別なんだ…」と羨むシーンからみて犯人とも予想ができます。
ドラマ登場当時、かなり尾花夏樹を毛嫌いしていたことから余程近づかれたくない理由があったのではないでしょうか。
さらにナッツ混入事件直後、妻が娘・アメリーを残して失踪しているのです。
もしかして相沢の妻が事件に関わっていて姿を消したのでは?との見方もできることから間接的でも犯人の可能性があります。
また尾花と相沢が若いをする時に、握手を求められた相沢は握り返すのを渋っていたところ考えると過去に罪悪感を感じての事なのかもしれません。
そもそも尾花(キムタク)が罪を被ってる
尾花が職を失うきっかけとなったナッツ混入事件はそもそも、故意ではなく自己でありそれを知った尾花夏樹がフォローの為に自ら罪を被りに行った可能性もあります。
でなければ、そもそも同じフランス料理で再起を図ろうとはしないはずです。
再起に向けて、他人に対しての風当たりの強さから徐々に個人を認めるようになる姿勢やこれまでの固定概念でさえ変えてきた尾花夏樹なので、実は根は良いヤツで誰かを庇っているのではないでしょうか。
もしくは、犯人とわかれば更に大ごとになる人物が他にいる可能性もゼロではないと見ています。
何にせよ、尾花夏樹はすでに犯人を知っている可能性が高そうです。
ネット上のナッツ混入事件の犯人予想
グランメゾン東京でのナッツ混入事件を予想している声を一部集めてみました。
Twitterで犯人の候補に挙げられているのは
- 丹後学(尾上菊之助)
- 京野陸太郎(沢村一樹)
- 相沢瓶人(及川光博)か、その妻
- 平古祥平(玉森裕太)
以上の4人を予想しています。
中でも圧倒的に多かったのが『丹後学』でしたが、そうだとするとあまりにもあっけなく感じてしまいますがどうなのでしょうね!
【余談】エンディングクレジットの3番目が犯人説
余談になりますがサスペンス系ドラマのエンディングクレジット(ストーリー最後のキャスト紹介などの部分)で3番目に登場する人物が真犯人説、というのがよくあるパターンなんだそう。
その通説からすると、グランドメゾン東京で3番目のクレジットに描かれている人物は『玉森裕太』さんなんですよねぇ。
真犯人の推理でも候補にある玉森裕太さん演じる平古祥平ですが、彼には彼の犯人となりうる理由があるので可能性は高そうです。
ちなみにこの通説通りだったのは直近でドラマ「あなたの番です」の西野七瀬さんが犯人だったことですね。
まとめ
筆者の視点から犯人の考察をしてみましたが、いかがでしたでしょうか。
疑り深くドラマを見てるともう誰もかれもが犯人に見えてしまいますが(笑)
個人的に尾花に協力するようになって良好な関係を気付き始めている相沢が犯人でないことを祈りたいなぁ~。
嫁・犯人説を感じていて気が気じゃないですが(笑)
さて、ドラマ『グランメゾン東京』たくさんの美味しそうなフレンチ料理で飯テロに合いますが、真犯人は一体誰なのか?結末が楽しみですね!
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