固定費の削減はスマホ代などの通信費や電気ガス水道の節約術を実践するなど暮らしのテーマのひとつですよね。
その固定費の中でも多くを占めているであろう、家賃や住宅ローンなどの住宅費。
近年ではこの住宅費までを削減!と若者を中心に定住する自宅を持たずにホテルや友達の家など転々と暮らすアドレスホッパーという新しいライフスタイルが広がっている。
え?家を持たずに生活するってどういうこと?と疑問を抱く人は多いのではないでしょうか。
そんなアドレスホッパーで生きる人たちの仕事やメリット、実際問題に住民税や住民票はどうしているのか?まとめてみました。
自宅を持たないアドレスホッパーとは
アドレス(住所)+ホップ(跳ねる=転々)でアドレスホッパー
賃貸や持ち家など固定した住宅を持たない人のことを指します。
アドレスホッパーは一見ホームレスのように感じるかもしれませんが公園や地下道に住む浮浪者ではなくシェアハウスや民宿(Airbnb)、旅館やホテルといった施設を転々と暮らしながら仕事をするスタイルなのです。
- シェアハウス
- ネットカフェ
- Airbnbで民宿泊
- 知人・友人の家
- 24時間営業の飲食店
最近ではシェアハウスも1Weekだけの入居ができるものもあるのだそう。
わたしの推測ですが、日々違う環境で過ごすのは旅をしている感覚になるのでしょうか?
良い意味で捉えるとすれば、旅行でどこかに宿泊するときのワクワクを日々味わっているようなイメージがしますね!
いろんなことに挑戦したり旅好きの人には理にかなったライフスタイルなのかもしれません。
アドレスホッパーのメリット
固定した家をもたないことのメリットにどんなことがあるのでしょうか?
住居費という固定費の削減
固定した住居をなくすということは、住居費がなくなることで固定費が削減されます。
毎月の住居費や光熱費が平均10万超えしていた人がアドレスホッパーになってから固定費が大きく削減されたのだそう。というのも、1泊3000円の民宿や宿泊施設・1weekシェアハウスを利用して移り住む事で月の支出がおよそ5万円までに削減できるのだとか。
家を失くすと変わる固定概念
本当に必要なモノしか持たなくなるんだそう。また自宅のセキュリティを気にしなくなったり、日々移り住む事で通勤のストレスや遠出した際にどうしても自宅に帰らないといけない思いがなくなるなどこれまでの固定概念ががらりと変わるとのこと。
新しい出会いや経験ができる
思い立ったらすぐに生活拠点を住み替えれる身軽さがストレスを減らし、行く先々でさまざまな新しい出会いや体験が刺激的で楽しいのだとアドレスホッパーをする人は語ります。
なかなか思い切ったライフスタイルではありますが、余計なものを持たずに身軽に行動できるのは凄く自由的な印象ですね!
また日々の刺激が物足りない人にはこういった積極的に生活環境を変えていくスタイルにハマるのかもしれません。
どんな人がアドレスホッパーになっているの?
勝手なイメージではありますが、アドレスホッパーは独身の方でリモートワークが可能な会社員やフリーランサー・投資家など場所に縛られない働き方をする人たちだけなのでは?と思ったのですが、意外にそうではないようでした。
- 世界を旅しながら生きる人
- 会社付近を転々と移り住む通勤タイプの会社員
- 子育てしながら旅するシングルマザー
- 大学生
など特にシングルマザーでアドレスホッパーをされている人がいるのには驚きました。
しかし、親子で日本だけでなく世界をみるということは大きな経験になりますね!
実際は不安が大きくなかなか挑戦できることではないので自由な生き方に憧れます。
家がないアドレスホッパーの住民票や税金は?
特定の住所がない場合、なにかしらの契約時に住所の記入をしたり住民税を払う場合にはどうなるのか気になりますよね。
前提に日本国民であればかならず日本のどこかに住民票をおいておかなければなりません。もちろん住民票がある以上、住民税も同じく支払う必要があります。
となるとまず住民票の置き先に挙げられるのが2つ
- 実家
- 住所が置けるサービス
住所がおけるサービスがある自体、今回調べるまで知りませんでした。
時代の流れでさまざまなサービスが生まれるんですね!
まとめ
- アドレスホッパーとは特定の自宅を持たない人
- 新しい出会いや体験があって刺激的な日々を送れる
- 究極のミニマリスト
自由さが少し羨ましかったり楽しそうに感じるのでわたしも勇気があれば期間限定で挑戦してみたいライフスタイルですね!
実際に挑戦するかはまた別の話ですが…。
しかし一部ではアドレスホッパーをホームレスと変わらないという人もいらっしゃいます。
分からなくもないですが、生活拠点を転々とするのが肌に合う人もいるのでアドレスホッパーという新しいライフスタイルの1つがあるんだな、ということで知識の共有でした!