映画・アニメ・漫画とヒットし日本にクラシック音楽旋風を巻き起こした『のだめカンタービレ』の主人公・野田恵(通称：のだめ)には実在モデルが存在しているのですが…
その主人公・のだめはピアノ科に通う天才的かつ独創的な才能にあふれる女の子。しかし実態は家は”ゴミ屋敷”で『風呂は1日おき・シャンプーは5日おき』というとんでもなくだらしないズボラ女子。
そんなだらしないのだめのモデルとなったご本人・野田恵さんにインタビューで明かされた実態が話題になっています。
またリアルのだめの部屋をみたTwitter民の予想外過ぎる反応も合わせてご紹介します。
のだめの汚部屋の比較画像
ご本人・野田恵さんのインタビューによって公開された、汚部屋画像を見ていきましょう。
まず、漫画の作中で描かれた汚部屋画像がこちら
ピアノの上には脱ぎ散らかされた衣類や足元には”さきイカ”とかかれた謎の箱などとにかく物の散らかりが凄いですね…。
そして次に映画内で表現されたのだめのゴミ屋敷画像です。
ゾッとするほどのゴミ屋敷っぷりが表現されていますね！ここまで汚いと掃除したくてウズウズしてしまいそうです。
もはやピアノさえも弾けるのか？というレベルの汚さ…。
ここまでのモノやゴミに囲まれた部屋でご本人・野田恵さんは暮らしていたのでしょうか？
インタビューにて公開されたご本人・野田恵さんのお部屋がこちら
まさかと思っていましたが、なかなかの散らかりっぷりですね！
足元には飲み物の容器や箱なんかも散らかっています。これだけ部屋が汚れていると集中力が切れてしまいそうなものですが、天才には目にも入らないのでしょう。
ちなみにのだめカフェというイベントにて再現された「のだめ部屋」の画像がこちら
のだめ演じた上野樹里さんが持っているあやしげな鍋なんかも実際にあったのでしょうか…。
再現部屋は女の子的な可愛らしいもので散らかっていますが、ご本人さんのお部屋は本当に”ザ・ゴミ屋敷”といった雰囲気が伺えますね。
野田恵さんのインタビュー
ーー著者・二ノ宮知子氏との出会いは？
高校生の頃から先生の漫画が大好きで、先生の公式HPを通じて、ファン同士の交流があったんです。ある日、みんなが家に遊びに来ることになったんですが、あまりの部屋の汚さに「のだめの部屋って……」と驚いた友人が、写真を撮って帰ったんですよ（笑）。後日、その友人が写真を先生に見せたのがきっかけだったと思います。
ーーその後、どのような経緯で『のだめカンタービレ』が誕生したのでしょうか。
その写真を見た先生が、私たちファンを自宅に招いてくださり、確かお酒を飲みながら、そんな話（漫画のモデルになる）になったような気がします。ずっと先生のファンだった私はとにかく緊張していて。ほとんど上の空状態で、正直あまりよく憶えていません (笑)。
後から聞いた話だと、その時の私はというと、靴に穴があいている、手袋も片方しかしていない、小銭しか持たずに電車に乗り、初対面なのに帰りのタクシー代を出してもらったりと、なかなかのインパクトだったらしいのです。
ただ、先生の自宅に行くとき、迎えにきてくれたご主人のPOMさん（ミュージシャン）が、真冬なのにアロハシャツを着ていたので、お互い様だと思っています（笑）！
ーー実際に出来上がった作品を読んだとき、どんな気分でしたか？
発売日の夜中、コンビニに走ったのを憶えています。夢を見ているような気持ちで、しばらくポカーンと突っ立っていました。自分のことはさておき、「これすっごく面白いんじゃないの！？」と、1話を読み進めていたら、いちばん最後に「これが俺と野田恵との出会いだった」という千秋のモノローグが出てきて、「名前がそのまんま！！！」と、ものすごくびっくりしたのは今でも忘れられません。
ーー野田さんと電話で話しながら、二ノ宮氏が漫画のアイデアを練っていたという話は本当でしょうか。
はい。先生とは電話でたくさんお話させてもらいました。それはもう夢のような時間でしたが、同時に「私なんかの知識やエピソードが漫画になって大丈夫なんだろうか」と心配でした。
そして、毎回電話をする前は、「こういうことを聞かれるのかな？」と心構えをしていたのですが、いつも私が思いもよらないような質問ばかりで「先生の頭の中はどうなっているの？」と不思議で仕方なかったです（笑）。
ーー作品に出てくる楽曲「おなら体操」「もじゃもじゃ楽曲」「プリごろ太のテーマ」は、野田さんが作曲されたのでしょうか。
私が作曲したのは「おなら体操」ですね。アニメ化の際に「作ってみない？」と先生から声をかけていただきました。以前、福岡で『のだめカンタービレ』の音楽会があったとき、指揮者の茂木大輔さんが「おなら体操」をオーケストラバージョンで演奏してくださったんですが、私の手書きの楽譜が巨大スクリーンに映し出され、感動しつつも申し訳ない気持ちになりました（笑）。
インタビューで明かされましたが、のだめが実在していても”千秋真一”という立ち位置のモデルは実在していないとの事でした…。
もしいたのなら気になりますよね！
現在の野田恵さんとは
さてそんな野田恵さんは東京都多摩市にある武蔵野音楽大学を卒業後、福岡県大川市でピアノ教室の講師をされているとのことです。
ピアノ講師は『ちあきピアノ教室』という教室で働いているとの情報がネットの一部で掲載されていますが、ピアノ教室の公式サイトによる講師陣の紹介には掲載されていなかったので、あくまで噂のようです。
もう一人のモデル・野田あすか
のだめのモデルには野田恵さんの他に『野田あすか』さんという女性もモデルになっています。
主人公の奇声を放ち不可解な行動を起こす不思議なキャラクター部分は『野田あすか』さんという女性がモデルなのですが、そのご本人の画像がこちら
野田あすかさんは1982年生まれで生まれ持っての発達障害『解離性障害・自閉症スペクトラム障害』を持っています。
幼少の頃から壮絶ないじめを受けていたことで転向を何度も繰り返すなどの小学生時代を送っていたようです。
宮崎短期大学に通っていた大学時代には人間関係に悩みストレスによるパニック障害を併発し、自宅２階から飛び降りて足を骨折したこともあり大学を中退したなどのエピソードがあります。
映画『のだめカンタービレ』で上野樹里さんが演じたのだめは喋り方がつたない印象の演技を披露されていましたが、この部分を野田あすかさんのキャラクターを反映させたとのことです。
実在モデルをみた世間の反応は？
リアルのだめの公開された部屋を見た世間の声を集めてみました。
のだめのこの汚部屋は通常…なのでしょうか。
世間の声を調べてみると、まさかの割合で汚部屋で暮らすTwitter民が発覚しました！
ちょっとみなさんがどんな汚部屋で暮らしてるのか気になってしまいます。
最後にリアルのだめの部屋をみて行われたらしいアンケート結果ですが…
予想を上回る結果ですね。8割を超える人は生活するには支障ないと思っているレベルの汚さのようです。
さらに全体の約3割の人達が、むしろ綺麗…というアンケート結果が…！
ツイ主さんの言うように、みなさん部屋の片づけをしましょう！
ということで、リアルのだめ部屋のご紹介でした。
