第1話では主人公ハムラアキラが実の姉でありトラブルメーカーな珠洲の悪質な計画に巻き込まれ、一度は死んだアキラは事件の解決の結果、家族の黒い羊と呼ばれた姉・珠洲を亡くすことになった。
そんな第1話「トラブルメーカー」のネタバレ記事はこちら。
全話あらすじ一覧やキャスト・主題歌から原作小説の紹介などまとめた記事はこちら。
そんな今回の第2話は世界一不幸な探偵で”不運”が取り柄のアキラに”ツキ”が巡ってきたのだが…?
【ハムラアキラ】第2話のあらすじ・ネタバレ
ー前回までのあらすじー
古書店「MURDER BEAR BOOKSHOP」でバイト店員をしながら探偵業を営む葉村晶(シシド・カフカ)。ある日、姉・珠洲(MEGUMI)が彼女のもとを訪ねて来る。晶は今まで珠洲に散々な目に遭わされており、彼女を毛嫌いしていた。珠洲は今までのことを詫びたいと海外旅行のチケットを手渡し必ず行くよう強要する。そんな中、とある山中で女性遺体が発見される。その身分証にはなんと「葉村晶」と記されていた・・・。晶に付きまとう謎の男(村上淳)。晶を亡き者にしようとする陰謀の真相とは・・・。
引用-ハムラアキラ公式より-
先輩探偵・村木から仕事が回される
白熊探偵社の先輩調査員・村木義弘から回された依頼に協力するハムラアキラはとある遊園地にてピンク色のうさぎ”うさぎっクス”の着ぐるみを着てショーをしていた。
躾のなっていない子供からおちょくられ、いじられ振り回される中、クセの強いうさぎっクスオタクの男性に一緒に記念撮影を頼まれる。
しかしその”クセの強いオタク男性”こそが今回の依頼案件の調査対象の男性だった。
「養育費を払わず逃げ回っている」元妻からの依頼により、ハムラアキラと村木で合えなく御用となった。
世界一不運な探偵に依頼はなかなか舞い降りてはこない。
そんな彼女を見かねた先輩探偵はたびたび案件を回してくるがロクな内容のものではないことがほとんどだった。
「依頼人のない探偵は探偵じゃない」
村木の厳しい言葉に耳が痛いアキラに回された案件が今回の養育費回収の仕事だった。
ハムラアキラ、遂にツキが回ってくる
しかし遂にそんな依頼人のいない探偵アキラに割のいい依頼が舞い込んできた。
飲酒運転の男性により轢かれ後遺症を患う子供の父親から”ある容疑者を素行調査”にまずは1週間50万。
依頼者によれば容疑者の男性は刑期も軽く、出所後は働きもせず親の金で生活し遊びまわっているとのこと。
さらに裁判により「今後一切、お酒は飲まない」と容疑者自ら約束を取り決めていたそうだが「約束を守ってるはずがない」と見た依頼者から素行の調査が依頼された。
そして素行調査1日目、さっそく昼間から酒をかっ食らう容疑者の姿が目撃される。
引き続き、尾行をするアキラの目の前で突如現れたバイクに乗った何者かに容疑者は襲撃され入院、素行調査はあえなく1日目で終了したのだった。
久しぶりの長期調査依頼に喜んでいたアキラだったが良くも悪くも早々に調査が完了し、当初予定していた収入はなくなってしまった。
次の仕事に心配する間もなく早速2件目の依頼が舞い込んでくる。
次の依頼は「依頼人女性の従妹・須藤幸子の行方」の調査だった。
7年前に受け取った年賀状をみて久しぶりに電話をかけると連絡がつかず、郵便物も住所不明で帰ってくることから行方を追ってほしいとのこと。
早速、連絡がついていた住所に赴いたアキラは近隣住民に聞き込み調査を開始。
調査対象者のマンション付近を掃除する女性に「須藤幸子」について訪ねると、なんとその女性そのものが須藤明子本人だった。
ことの真相はどうやら同じマンション内で部屋移動をしており、住所が変更されていたことが原因だったよう。
今回もあっけなく行方調査は終了し、報酬も思ったほどにはならなかった。
立て続けの依頼に喜ぶも早期解決ばかりで、大した収入にもならず不安を感じていたアキラの元に再び依頼が舞い込んだ。
ある老夫婦から「元教え子の大隣正樹がトラブルに巻き込まれているかもしれないから調査してほしい」というものだった。
依頼の数日前に老夫婦のもとに鳴った電話の録音声を聞かされる。
「飲み屋なんだけど財布を落としたみたいで支払いができないんだ。払わないと店から出してもらえなくて…。友達が向かうから現金30万円用意してほしい」といったもので、
電話を受けた夫は「払う意思があれば無銭飲食にはならない。警察に立ち会ってもらってはどうだろうか。店の名前と場所を教えてほしい」と受け答えすると突然電話が切れてしまった内容だった。
詐欺の可能性も考えられるが、本当にトラブルに巻き込まれていては大変だ、とアキラに調査依頼された。
まずはインターネットで「大隣正樹」を検索にかけてみた。
驚くべきことに大隣正樹は詐欺グループの一人として逮捕されていたが、別人の可能性もあるとして刑事の柴田に情報提供を依頼。
アキラの事務所に赴いた柴田刑事から第一声「こいつ、今うちの署にいるよ」。はい、調査終了。
柴田刑事によれば、今時珍しい”お母さん助けて詐欺”を行い捕まったそうだが、他にも詐欺グループの内部分裂で仲間を殺して山に埋めていたのだそう。
とんでもない事件の首謀者だったのだ。
せっかく舞い込んだ依頼は今回も早々に解決し、アキラの運は尽きてしまったのだった。
町内会長の母親・騒音お婆さんの存在
白熊探偵社の建物並びに、騒音おばさんが存在している。
屋外から聞こえる物音に敏感に反応し、とにかく騒ぎ立てるお婆さんで迷惑極まりない人物だったが誰も苦情は入れなかった。
その理由はお婆さんの息子・糸永が面倒な町内会長の役をずっと引き受けて続けており、さらに近隣住民の困りごとは快く聞き受ける人格者だったからだ。
携帯の着信音が鳴れば騒ぎ立て、クーラーの室外機の音がうるさいと日頃から騒ぐお婆さんに探偵事務所に住んでいるアキラにはたまったものではない。
そんなある日、思わず立ててしまった物音に「また騒がれる」と焦るアキラだったが、珍しくお婆さんからの反応がなかった。
不思議に思うも”運”がよかったのかとさほど気にも留めず、連日立て続けに3件の依頼が舞い込み早期解決したものの結局はそれなりにいい報酬が手に入ったことに喜んでいた。
「私がツいているはずがない。豚が空を飛ぶくらいありえない」だとすれば…アキラに不安がよぎる。
以前から夏のお盆のある日にアキラのバイト先の書店で真夏のホラーナイトイベントが開催されることが決まっていた。
当日は店長やバイト仲間には予定が入り、急遽アキラが店番をすることになったのだが、開店準備をする書店に町内会長の糸永が訪れた。
「知り合いに本を買い取ってほしい人がいるから行ってあげてほしい」というものだった。
「店長にそう伝えておきますね」と切り返したアキラに、なおも「今日中にどうにかしたいと言っている、今すぐ行った方がいいですよ」と頑なに向かわせようとする糸永。
店番もあるし行けないと濁すアキラに糸永は「そもそもこの店、今日は休みのはずじゃないか」と表情は一変。
いつもの穏やかな表情の糸永の変貌に表情表情がこわばるアキラ。
緊迫した店内で沈黙が続く中、アキラは思わず言葉を発してしまった。
「お母様はご無事ですか」
何かが崩れるような表情になった糸永は、何も言わず店を去っていったのだった。
糸永と入れ替わりにエリート刑事の岡田正太郎が店に訪れる。
その直後、店の外に救急車のサイレン音が鳴り響き何事かと表に出たアキラの目には糸永の自宅から騒音お婆さんである母親が運び出される瞬間が目撃された。
救急隊員によって運び出された母親の後から、糸永が姿を現しおもむろにアキラに向かって「ご迷惑をおかけし、本当にすみませんでした」と複雑な表情で頭を下げると静かにその場を去ったのだった。
一連を見ていた岡田は「自首しに来た人があんな顔をしてますよ」と一言告げる。
母親を熱中症し殺害を目論むもアキラの不運によって未遂
岡田による事の推理は「糸永が近隣住民の大半がお盆で不在中に騒ぎ立てる母親を熱中症にさせ殺そうとしていた」というものだった。
警察も往生するほどの騒ぎ方をするお婆さんなのに近隣住民が苦情の声を一切上げない原因が不明だったが、町内会長の母親だっただけでなく糸永自身が人格者だったこともあり問題になっていなかったのだと岡田は知る。
一方でアキラの仮定の話として事件に気付いた理由は「私がこんなにツいているはずがない」からだった。
振り返ってみれば不運なアキラには長期不在になるであろう内容の依頼が舞い込んだこと。結果的に早々に解決してしまったところに再び長期依頼の内容が、同じく短日で解決してしまうも再び長期内容の依頼が立て続けに3件も続きアキラ自身に不信が沸いた。
「ただ本当にツいていただけかもしれない」依頼がたまたま立て続けに入ることも可笑しくはないとみた岡田にアキラは切り返す。
一人目の依頼者が使っていた特殊なデザインが描かれたボールペンが糸永と同じだったことから糸永の知り合いの可能性があったこと。
不自然なほどに長期に及びそうな内容の依頼が立て続けに入ったことに疑問を感じていた。
さらに、書店の店長に本の出張買取が連日入ったり、同僚のバイト君が”家の事情”で店を急遽休んでいた。
近所中で唯一、お盆中に出かける予定のなかった老夫婦は糸永の計らいでアフタヌーンティーに招待され自宅を空ける予定が組まれていたなどとにかく近隣住民が不在になるような状況になっていた。
誰にも気づかれずに母親を熱中症にし殺そうとするも、近所の中で特に危探偵であるアキラを不在にさせようとするも想定外の早期解決が続き、繰り返し依頼が舞い込んでいたことに疑問を感じ察してしまったアキラによって糸永は墓穴を掘ってしまったのだった。
【ハムラアキラ】第2話の視聴者の反応や感想
ハムラアキラの第2話の感想を集めてみました。
第2話は不運な探偵・アキラのもとに景気のいい依頼がどんどん舞い込むも結局は1つの事件による細工だったことが印象的でしたね。
警察も手を焼くほどに騒ぎ立てる町内会長の母親は会長である糸永の人格者な一面によって近隣とのトラブルが避けられてきたが、限界にきた糸永演じる長谷川初範さんが最後にアキラに暴かれた時の表情は見てるこっちも辛くなるくらい心が痛いお顔がもう…!
【ハムラアキラ】次回第3話の内容予想・考察
枕元に自殺した友達の幽霊が!? その影にひそむ悲しい真相とは・・・
葉村晶(シシド・カフカ)のもとに、慧美(三倉佳奈)という女性が奇妙な依頼にやって来る。7年前に自殺した親友・香織(藤井美菜)が枕元にたつので真相を暴いてほしい、とのこと。最初は乗り気ではなかった葉村だが、周りの勧めで渋々ながら調査を開始。自殺直前のSNSの写真を手がかりに、大学時代同じゼミ仲間・環(松本まりか)らを調査していく。実は依頼人・慧美は香織に嫉妬していたという証言が。また香織が、不妊が原因で離婚してことも分かり、ますます混迷していく中、葉村はある仮説を導き出すのだが・・・。
次回、第3話のゲストは松本まりかさんとのことで最近引っ張りだこの実力派女優の役どころに注目したいですね!
最後に
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ハムラアキラ第2話のネタバレ記事はこちら。